2024年6月20日木曜日

" 今日の避難訓練で伝えたかったこと。"というお話

6月20日(木)。
梅雨入りはまだだけど・・・
サウナみたいに・・・
ねとーっとしたお天気。

午前10時。
火災の避難訓練をしたんです。















教頭先生がね・・・
放送したんです。

「訓練! 訓練です!」って。
「理科室で火災が発生しました。」って。










全校のみんながね・・・
校庭に避難してきたんです。

私の耳にはね・・・
おしゃべりの声が・・・
いくつも聞こえていたんです。














避難が完了して・・・
しずかにこちらを向いてくれているみんなに・・・
私はね・・・
こうお話したんです。

「今はしずかに目を見て・・・
 お話をきいてくれてるね。」って。

「でも・・・
 避難するときはどうでしたか?」って。

「校庭には何をするために出てきましたか?」って。

「校長先生のお話を聞くためですか?」って。

「ちがうでしょ。」って。

「火事から逃げるためだよね。」って。

「いのちを守るためだよね。」って。












「みなさんはそんなとき・・・
 ちかくのおともだちと・・・
 おしゃべりするんですか?」って。

「それでいのちを守ることができるんですか?」って。

すこし・・・
ほんのすこし・・・
きびしい言い方をしたかもしれません。















でも・・・
どうしてもわかってほしくって・・・
こうつづけたんです。

「火事がおきたとき・・・
 ぜったいに焼けたりしないでください。」って。

「歯をくいしばってでも・・・
 かならず生きていてください。」って。












「ちょっときびしく言ったけど・・・
 みんながたいせつだからなんだっていうことを・・・
 どうかわかってください。」って。
 
「そして・・・
 避難訓練は・・・
 たいせつないのちを守るための・・・
 おべんきょうの時間なんだっていうことを・・・
 わかってください。」って。

 










「このことがわかってくれたら・・・
 今日は避難訓練をして・・・
 ほんとうによかったと思います。」って。

「このことをわかってくれたっていう・・・
 ほんとうにいい避難訓練になったんだって思います。」って。











たくさんの子どもたちが・・・
こくっとうなずいてくれたんです。










" 今日の避難訓練で伝えたかったこと。"というお話でした。










お話のさいごにね・・・
こうつけくわえたんです。

「5・6年生のみなさん・・・
 みなさんの避難してくるすがたは・・・
 ほんとうにりっぱでした。」って。

「今日も・・・
 全校のよいお手本でいてくれてありがとう。」って。