6月20日(木)。
梅雨入りはまだだけど・・・
サウナみたいに・・・
ねとーっとしたお天気。
午前10時。
火災の避難訓練をしたんです。
教頭先生がね・・・
放送したんです。
「訓練! 訓練です!」って。
「理科室で火災が発生しました。」って。
全校のみんながね・・・
校庭に避難してきたんです。
私の耳にはね・・・
おしゃべりの声が・・・
いくつも聞こえていたんです。
避難が完了して・・・
しずかにこちらを向いてくれているみんなに・・・
私はね・・・
こうお話したんです。
「今はしずかに目を見て・・・
お話をきいてくれてるね。」って。
「でも・・・
避難するときはどうでしたか?」って。
「校庭には何をするために出てきましたか?」って。
「校長先生のお話を聞くためですか?」って。
「ちがうでしょ。」って。
「火事から逃げるためだよね。」って。
「いのちを守るためだよね。」って。
「みなさんはそんなとき・・・
ちかくのおともだちと・・・
おしゃべりするんですか?」って。
「それでいのちを守ることができるんですか?」って。
すこし・・・
ほんのすこし・・・
きびしい言い方をしたかもしれません。
でも・・・
どうしてもわかってほしくって・・・
こうつづけたんです。
「火事がおきたとき・・・
ぜったいに焼けたりしないでください。」って。
「歯をくいしばってでも・・・
かならず生きていてください。」って。
「ちょっときびしく言ったけど・・・
みんながたいせつだからなんだっていうことを・・・
どうかわかってください。」って。
「そして・・・
避難訓練は・・・
たいせつないのちを守るための・・・
おべんきょうの時間なんだっていうことを・・・
わかってください。」って。
「このことがわかってくれたら・・・
今日は避難訓練をして・・・
ほんとうによかったと思います。」って。
「このことをわかってくれたっていう・・・
ほんとうにいい避難訓練になったんだって思います。」って。
たくさんの子どもたちが・・・
こくっとうなずいてくれたんです。
" 今日の避難訓練で伝えたかったこと。"というお話でした。
お話のさいごにね・・・
こうつけくわえたんです。
「5・6年生のみなさん・・・
みなさんの避難してくるすがたは・・・
ほんとうにりっぱでした。」って。
「今日も・・・
全校のよいお手本でいてくれてありがとう。」って。