2024年6月12日水曜日

" シリーズ修学旅行 【後編】 "というお話

今日も振り返ってみたいと思います。

" シリーズ修学旅行 【後編】。


6月7日(金)・・・

一泊二日の修学旅行・・・2日目。








朝食。

いつも思うんです。

" ホテルや旅館のご飯って・・・

 なんでこんなにおいしいんだろ・・・"って。








ふだん・・・

朝ご飯でおかわりなんてしないのに・・・

おかわりしちゃうんです。








みんなもおなじなのか・・・

朝から・・・

もりもり・・・もりもり・・・。








ただね・・・

私は数えてしまったんです。








梅干しが・・・

すっぱくて食べられない子が・・・

11人いたことを。







(どうでもいいといえば・・・

 どうでもいいんだけど・・・)

(わかっていれば・・・

 もらっておけばよかった・・・)







ホテルを出ると・・・

2日目第1の目的地・・・

厳島神社。










前の日の夕方・・・

砂の上から出迎えてくれた大鳥居は・・・

この日の朝は海の中にいて・・・

どーんと立っていたんです。








厳島神社の中に入ると・・・

さすが世界遺産。








なにがすごいって・・・

その厳かさ・・・

その絢爛さ・・・

そのスケールの大きさ・・・

なんだか・・・

神妙な気持ちになったんです。











そのあとは・・・

いよいよ・・・

みんなの一番のおたのしみでもあり・・・

この修学旅行最後の目的地でもある・・・

「みろくの里」。








お昼ご飯を食べ終わるやいなや・・・

みんなはじけるように・・・

飛び出していったんです。









絶叫系・・・ジェットコースター。

なかなかこわそう。


聞こえてきたんです。

「きゃーあぁぁぁ」

「キャーアァァァ」









「ぎょえぇぇぇぇぇ」

「おげえぇぇぇ」

「おおおおおおぉぉぉぉぉ」








「とめてえ・・・とめてえ・・・」

(これは断末魔にも似た本気の言葉だった・・・)









ゆめのような空間で・・・

ゆめの中のように・・・

時間がゆったりとながれ・・・








みんなは・・・

その世界にとけこんじゃってて・・・








みんなには・・・

そんな世界がとってもよおくにあっていて・・・








いつまでも見ていたいような・・・

そんな時間が流れたんです。


















そんな時間もおわって・・・

いよいよ帰路。


いつだってお祭りのあとには・・・

たのしかった分とおなじ大きさのさみしさが・・・

セットでやってくるものです。








修学旅行もしかり。


ちょっぴりのつかれと・・・

おっきなさみしさとが・・・

入り混じったバスの中・・・

そんなほろ苦い時間でさえも・・・

思い出にかわっていきそうな気がしたんです。









バスのなかで・・・

だれかがつぶやいたことば。

「まだ帰りたくない・・・でも帰りたい。」









みんなの気持ちを・・・

とってもよく表してるなって思ったんです。











いよいよ・・・

修学旅行もほんとにおわり。

打吹小学校に到着してからの・・・

打吹小学校のなかまだけの解団式。








私はね・・・

バスを降りるときに

バスの運転手さんとガイドさんから・・・

声をかけられたんです。


「校長先生・・・

 とてもすばらしい6年生ですね。」って。


「ずいぶんたくさんの修学旅行のお世話を・・・

 させてもらってきたけど・・・

 こんなにもすばらしい6年生は・・・

 そうそういませんでした。」って。


「あいさつや返事だけじゃあなくって・・・

 交わすことばが・・・

 やさしくて 気持ち良いですね。」って。









こたえたんです。

「ありがとうございます。」って。


「自慢の6年生です。」って。


そして・・・

「必ずみんなに伝えます。」って。




そして・・・

その5分後。


解団式で・・・

このことをみんなに伝えたんです。

その運転手さんとガイドさんのまえで・・・。









打吹小学校6年生のみんなは・・・

この修学旅行中・・・

どこへ行ったときも・・・

どなたに会ったときも・・・

なにをしているときも・・・

いつも私の自慢の子どもたちだったんです。









" シリーズ修学旅行 【後編】 "というお話でした。




6年生のみなさん・・・
またひとつ成長したね。
りっぱだったよ。