5月8日(水)。
おひるやすみの時間。
ひとりぼっちの校長室で・・・
パソコンと・・・
にらめっこしていたときのことです。
「こん・・・こん・・・」って・・・
ノックの音がしたんです。
ちょっと高い音だから・・・
" ちっちゃな学年のおともだちだな。"って・・・
そう思ったんです。
「どうぞぉ。」って
こたえると・・・
やってきたんです。
1年生のおともだちが3人。
私はね・・・
うれしくなっちゃって・・・
お話ししたんです。
「よくきたねえ。」って。
「ちょうどみんなに会いたいなって・・・
思ってたんだよぉ。」って。
かえってきたんです。
「校長先生のおへやはどんな感じですか?」って。
「ここにあるのはなんですか?」って。
「あ! てっちゃんの写真だ!」って。
" ねえねえ きみたち・・・
聞いてるかい?"って思ったそのとき・・・
「こん・・・こん・・・」って・・・
またノックの音がしたんです。
今回・・・
「どうぞぉ。」ってこたえたのは・・・
先に入っていたおともだち。
(いいよぉ・・・いいと思う・・・)
あらたにやってきてくれた・・・
おともだちはふたり。
あわせて5人のおともだちがね・・・
お話してくれたんです。
「校長先生は・・・
このへやに泊ってるんですか?」って。
「おうちはここですか?」って。
「その腕時計・・・何千円ですか?」って。
「校長先生・・・聞いてますかあ?」って。
「お手紙書いてきました。」って。
たくさんたくさんね・・・
お話を聞かせてくれたんです。
しあわせ満タンです。
言うことなしです。
" 校長室にやってきた1年生は・・・
天使のようだった。"というお話でした。
ところで・・・
この天使たち・・・
休み時間がおわるころ・・・
とってもきまりよく・・・
ごあいさつができたんです。
「しつれいしましたあ。」って。
「そうじにいってきます。」って。
とても美しいおじぎ付きで。