2024年5月8日水曜日

" 校長室にやってきた1年生は・・・"というお話

 5月8日(水)。

おひるやすみの時間。









ひとりぼっちの校長室で・・・

パソコンと・・・

にらめっこしていたときのことです。









「こん・・・こん・・・」って・・・

ノックの音がしたんです。


ちょっと高い音だから・・・

" ちっちゃな学年のおともだちだな。"って・・・

そう思ったんです。


「どうぞぉ。」って

こたえると・・・

やってきたんです。


1年生のおともだちが3人。









私はね・・・

うれしくなっちゃって・・・

お話ししたんです。

「よくきたねえ。」って。

「ちょうどみんなに会いたいなって・・・

 思ってたんだよぉ。」って。








かえってきたんです。

「校長先生のおへやはどんな感じですか?」って。


「ここにあるのはなんですか?」って。


「あ! てっちゃんの写真だ!」って。









" ねえねえ きみたち・・・

 聞いてるかい?"って思ったそのとき・・・


「こん・・・こん・・・」って・・・

またノックの音がしたんです。


今回・・・

「どうぞぉ。」ってこたえたのは・・・

先に入っていたおともだち。

(いいよぉ・・・いいと思う・・・)








あらたにやってきてくれた・・・

おともだちはふたり。








あわせて5人のおともだちがね・・・

お話してくれたんです。


「校長先生は・・・

 このへやに泊ってるんですか?」って。








「おうちはここですか?」って。








「その腕時計・・・何千円ですか?」って。







「校長先生・・・聞いてますかあ?」って。








「お手紙書いてきました。」って。












たくさんたくさんね・・・

お話を聞かせてくれたんです。


しあわせ満タンです。

言うことなしです。


" 校長室にやってきた1年生は・・・

 天使のようだった。"というお話でした。











ところで・・・

この天使たち・・・

休み時間がおわるころ・・・

とってもきまりよく・・・

ごあいさつができたんです。

「しつれいしましたあ。」って。

「そうじにいってきます。」って。

 とても美しいおじぎ付きで。