5月28日(火)。
校長室で・・・
振り返ってみたんです。
5月25日(土)の・・・
運動会のこと。
全校のみんなが・・・
まぶしいくらいに・・・
かがやいていた日のこと。
開会式。
緊張がうしろ姿にも表れる。
選手宣誓。
彼らは・・・
全校のみんなの想いを・・・
一身に背負う。
シンクロ。
「力いっぱい」が創り出した・・・
偶然のうつくしさ。
3種類の体操服。
新しいものが創り出される・・・
この学校の・・・
ひとつの象徴的なシーン。
出番を待つ・・・
しずかな気合い。
微動だにしない・・・
彼は何を想うのか・・・。
声援。
いっしょに伝わる・・・
学校を思ってくださる気持ち。
スタート。
すべての力がこの一歩に込められる。
もっともエネルギッシュな瞬間のひとつ。
力を合わせる。
それぞれの想いが・・・
一本の綱でつながる。
抱擁。
このつぎ・・・
こんなにも熱く抱擁しあえるのは・・・
いつになるだろう。
運動会の種目のワンシーンとは言え・・・
それを越えた意味が・・・
そこにはあったはず。
きっと・・・
互いに生涯わすれることがないであろう・・・
感触とぬくもりとが・・・
そこにはあったにちがいない。
達成感。
やりきった瞬間・・・
緊張から解き放たれたその顔に・・・
自然とこぼれる笑み。
この気持ちは・・・
必ずつぎのなにかのための・・・
大きなエネルギーとなる。
「静」の瞬間。
静まり返った校庭に・・・
目だけが光を放つ。
躍動。
指先にも気持ちが届いていることがわかる。
羨望。
・・・そして憧れ。
めざすすがたがそこにはあり・・・
ちいさな彼ら彼女らは・・・
当然のように・・・
そんなすがたの高学年に成長していく。
2校時。
5年生の教室。
学級活動「運動会のふりかえり」の時間。
そこで出された意見。
「大きなことを成しとげるには・・・
小さな積み重ねから。」
「当たり前のことを当たり前にすること。」
そして・・・
「"6年生の姿"を見る・・・
来年の自分を意識できる。」
すでに・・・
文化や風土・・・
伝統は引き継がれはじめていたんです。
" 運動会を振り返ってみた。"というお話でした