5月16日(木)。
2校時。
校長室の上の部屋から・・・
とても気合いの入った声が。
うれしくなっちゃって・・・
飛んで上がったんです。
6年生の応援団の・・・
おにいさんおねえさんが・・・
運動会の応援練習。
声を張り上げるために・・・
反り返った背中は・・・
後ろにひっくりかえりそうになり・・・
大きく開けた口は・・・
反対側に・・・
つるんとむけちゃうんじゃあないかって・・・
心配になるくらいに開いていたんです。
マスクをしてるおにいさんおねえさんも・・・
たてに伸びたマスクのかたちと・・・
呼吸に合わせて・・・
ふかふかと前後に動くマスクと・・・
なにより・・・
響いてくるその声で・・・
マスクの下で・・・
全力を出していることが伝わってきたんです。
そんな光景に・・・
じーんとしながら・・・
私は思っていたんです。
" 自分が小学生のとき・・・
こんなふうにできただろうか・・・"って。
" 照れくささに負けてしまって・・・
照れ隠しのつもりで・・・
けだるそうな態度を・・・
とってはいなかっただろうか・・・"って。
この子たちは・・・
私なんかとっくに超えているんです。
「照れくささ」があるということと・・・
「いっしょうけんめいにやる」ということとは・・・
べつの問題なんだということを知っていて・・・
私のまえでそのことおしえてくれたんです。
かっこよかったんです。
やっぱり・・・
いっしょうけんめいはかっこいいんです。
【パート2】
" いっしょうけんめいはかっこいい "というお話でした。
お昼前の校庭。
かっこいいひとたちは・・・
そこにもいたんです。
全身をつかって・・・
はじけるように踊る先生。
ダンスの練習で・・・
自らマイクをとって・・・
「がらがらへびがやってくる」を・・・
真剣に歌う先生。
子どもたちに先回りして・・・
移動する場所を示そうと・・・
走り・・・動き回る先生。
わずかなすきまの時間も・・・
休むことなく相談しながら・・・
つぎの動きの準備をしつづける先生。
いっしょうけんめいはかっこいいんです。