5月14日(火)。
全校朝会のある朝。
ちょっと早めに体育館に向かったんです。
ところがです。
5分前に到着した体育館。
もう・・・
みんな集まってるだけじゃあなくって・・・
だれひとりとして動かず・・・
だれひとりとして話さず・・・
始まりのときを待っていたんです。
会の中で私は・・・
そんなみんなのことを・・・
こころをこめてほめたんです。
ほめてほめてほめちぎっても・・・
たりないくらいだったから。
「りっぱだね」って。
「びっくりしたよ。」って。
「ほんとえらいね。」って。
だけどね・・・
実は言い足りないことがあったんです。
5年生と6年生のみなさんに・・・
言い足りないことがあったんです。
で・・・
私は今日・・・
5・6年生のみなさんに宛てて・・・
お手紙を書いたんです。
こころをこめて書いたんです。
そのお手紙がこちら・・・
(ほんものだよ)
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5・6年生のみなさんへ
今朝の全校朝会で、みなさんのおぎょうぎのよさを、うんとほめさせてもらいました。
とてもびっくりしたので、心からほめさせてもらいました。ほんとうにうれしかったからです。
体育館では言わなかったけれど・・・
あの光景が実現するのは、5・6年生のすがたがあってこそなのです。
「なにも言っていないです。」と思うかもしれないけれど、無言のすがたが、まちがいなくあの光景をつくっています。
これからも打吹小学校に力をかしてください。
ありがとうございました。
それと・・・
横断した後のおじぎ・・・挑戦してみてくれるとうれしいです。
はずかしいことはありません。誇らしく思って胸を張ってやってください。
押しボタンの横断だけでなく、すべての横断のときに。
このことにも力をかしてもらえませんか。
このことができる学校は、その時点で「あいさつ日本一の学校」なのだと思っています。
(去年、全国で一校だけありますといってニュースに出ていたので、多分日本一です。)
ぜひお願いします。
そして・・・
打吹小学校の子どもたちは、このことによってすべての運転手さんたちから守られます。
これが伝統になれば、将来にわたって打吹小学校の子どもたちは守られるのです。
山 名
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" 5・6年生に宛てたお手紙 "のお話でした。
【午後の5年生】
このお手紙に込めた気持ちが・・・
5・6年生のみなさんの胸に・・・
少しでも届くことを祈っています。
【午後の6年生】
このことも知っていてください。
ちっちゃな学年のみんなが・・・
そんなきみたちのことを・・・
あこがれの目で見ながら・・・
ぴたんこについていってるんだっていうことを。