2024年4月5日金曜日

" 新しいスリッパを・・・ "というお話

4月5日(金)。






学校に咲いた・・・

2本目のさくらも・・・

打吹公園のさくらも・・・

そこらじゅうが満開の日。








東校舎では・・・

みんながやってくるための・・・

準備がちゃくちゃくと進んでいたんです。










児童玄関は・・・

きれいにみがかれていて・・・

番号を書いた・・・

新しいシールがみんなを待っていたんです。









ろうかは・・・

やわらかい春のひかりを反射して・・・

やさしくて・・・

ちょっといいにおいがしていたんです。









教室は・・・

新築の建物のように美しくて・・・

備えられた温度計が・・・

15℃を知らせてくれていたんです。

「みんな・・・

 春らしい温度になったから・・・

 早くおいで。」って言ってるみたいに。









職員玄関には・・・

新しいスリッパがならべられていて・・・

なんとですよ・・・

「打吹小学校」って書いてあったんです。

(あたりまえだと言えばあたりまえだけど・・・)











新しいビニールのにおいがしてね・・・

ちょうどそれは・・・

子どものころにかいだ・・・

ソフトビニールのウルトラマンのにおいと・・・

まったくおなじでなつかしかったんです。











" 履いてみたいな。"って思ったけどがまんして・・・。

新品なんだから。


" でも やっぱり・・・

 ちょっとだけでも 履いてみたいな。"って・・・

もう一度思ったけどがまんして・・・。

だれかがそっと見ていたらいけないから。




迷いに迷ってね・・・

手で履いてみたんです。









それは・・・

ずいぶんふかふかなスリッパだったんです。



手をスリッパにつっこんだままね・・・

" 早く・・・

 みんなが学校にやってこないかな。"って・・・

そう思っていたんです。


" 新しいスリッパを・・・ 

 遠慮して・・・

 手で履いてみた。"というお話でした。