3月7日(木)。
2校時。
空気がつめたい体育館。
1年生から5年生までのみんなでね・・・
卒業式の練習をしたんです。
しせいや・・・
歌・・・
よびかけのことば。
礼・・・
来週の金曜日には・・・
6年生が卒業しちゃうから・・・。
私はね・・・
ちょっと用事があって・・・
途中から体育館に行ったんです。
よびかけのことばではね・・・
ひとりひとりが・・・
自分のことばを・・・
大きな声でお話ししたんです。
その声は・・・
体育館の前のかべから・・・
やまびこがかえってきそうなくらいだったんです。
(ほんとだよ。ほんと。)
卒業を祝う歌ではね・・・
みんなしっかりと声を出していて・・・
ふるえたんです。
体育館がふるえたんじゃあなくって・・・
こころが。
お話をきくときは・・・
手の指に・・・
せすじに・・・
ならんだ列に・・・
ひざに置いたちっちゃな手に・・・
誠実さがにじみ出ていたんです。
みんなが・・・
こころを込めているんだっていうことが・・・
体育館全体のすべての空気から・・・
しっかりと伝わってきたんです。
思っていたんです。
" みんなって・・・
どんどん成長しているのはわかっていたけど・・・
なんだか・・・
一気に・・・
身体だけじゃあなくって・・・
こころも伸びたんだね。"って。
子どもたちにはないしょにしていて・・・
まだ言わずにいるんだけど・・・
(そのときは・・・
まだ今じゃないって思ったから・・・)
だけど・・・です。
とてもとてもすばらしかったんです。
とてもとても感動していたんです。
練習がおわって・・・
いすを抱えて教室にもどる・・・
みんなのすがたをながめながら・・・
考えていたんです。
" 「あいさつ日本一」をめざしたみんな・・・
今日の卒業式の練習は・・・
まちがいなく日本一だよ。"って。
" 1年生から5年生のみんなが・・・
卒業式練習で・・・
日本一のすがたを見せた。 "というお話でした。
(なんか・・・すごかった。)
(ほんとすごかった。)
ところでね・・・
私は気づいているんです。
ここのところ5年生のみんながね・・・
いつでも最高学年になれるくらいに・・・
一気にたのもしくなったっていうことに。