2024年3月6日水曜日

" 消防隊がやってきて・・・ "というお話

3月6日(水)。

2校時。








成徳小学校に・・・

倉吉消防署から・・・

消防隊のみなさんがやってきて・・・

消防訓練をされたんです。







午前9時25分。

ほんもののサイレンを鳴らしながら・・・

消防車が校庭にやってきたんです。







びっくりするくらいに・・・

本気のサイレンに・・・

西校舎のまどから見学をしていた・・・

全校のおともだちは・・・

ちょっとびっくりしてしまったんです。












東校舎の2階・・・

家庭科室から出火という想定。









テラスのむこうからは・・・

火の手があがって・・・

もくもくとけむりも見えていたんです。









消防隊のみなさんは・・・

かちゃかちゃと・・・

道具の準備をして・・・

とても重たそうな消防服を着て・・・

とても重たそうな消防ホースを・・・

ものすごいスピードで運んでおられたんです。














はしごをかけて・・・

取り残された人の救助に向かわれる・・・

その表情は真剣そのもの。













最初は・・・

笑顔で応援していたみんなの顔も・・・

いつのまにか引きしまっちゃっていたんです。
















そんなころね・・・

またひと際大きなサイレンが鳴り響いたんです。


はしご車です。

ふだん・・・

なかなかお目にかかれないはしご車。








校庭に入ってくると・・・

大迫力なんです。








到着すると・・・

消防隊の方たちが集まって・・・

とても大きな声で打ち合わせをされたんです。








あっというまに・・・

はしごが空高くのびて・・・








放水。

ものすごい勢いでお水が・・・

成徳小学校の空に噴き出したんです。









全校のみんなが顔を出している窓からね・・・

「おおおおぉおおおぉお・・・」って歓声が・・・

校庭に響いたんです。








今日みせていただいた消防訓練・・・

全校のみんなが引き込まれていったように・・・

とてもきびきびとされていて・・・

たのもしさにあふれていたんです。








そして・・・

みんなからは・・・

見えたり聞こえたりしなかったかもしれないけど・・・








消防隊のみなさんが・・・

かけ合う声や・・・

機械の操作の音・・・

指揮をとる方の引き締まった声・・・

互いに声をかけあうすがたは・・・







ほんとうの火災にむきあっていらっしゃるかのように・・・

緊張感につつまれていたんです。









すべてが終わって・・・

西校舎の窓から自然とわきおこった・・・

「ありがとうございましたあ。」の声に・・・

はしご車の上から・・・

消防隊の方が手をふってくださる・・・

その表情をみたとき・・・




さっきまでの引き締まった表情とはうってかわった・・・

そのやさしいお顔に・・・

思ったんです。











" ほんとうに強いひとっていうのは・・・

 こんなふうに・・・

 「強さ」と「やさしさ」の・・・

 両方をもっていらっしゃるんだよな。"って。


" 「強さ」と「やさしさ」は・・・

 セットで存在するんだよな。"って。


" 消防隊がやってきて・・・

 ほんとうの「強さ」の意味を・・・

 みんなにおしえてくださった。 "というお話でした。




・・・というか・・・
率直に言って・・・
みなさん・・・
うらやましいくらいに・・・
かっこよかったんです。はい。