3月23日(土)。
春休み初日。
昨日の修了式・・・
体調をくずしてお休みだったおともだちは・・・
すこしでも楽になってるだろうか・・・
そう案じながら・・・
校長室で・・・
ふりかえっていた。
昨日の修了式の日にみた光景を。
リモートでおこなった修了式。
当然・・・おへやにあるのは・・・
タブレットと・・・
おっきなスクリーン・・・
そして・・・
代表のおともだちと・・・
何名かの先生だけ。
さみしい式かというと・・・
ちょっとちがう。
多目的室とそれぞれの教室は・・・
「映像」と「音声」だけで・・・
つながっているのではなかったから。
ほかにそこにあったのは・・・「敬意」
だれも・・・
" リモートだから・・・
よそ見しよう"なんて思っていない。
あたかも・・・
そこにすべてのひとたちがいるかのように・・・
誠実なのだ。
そして気がつく。
そこには・・・
子どもだからとか・・・
おとなだからとか・・・
先生だからとか・・・
そんなことは一切関係なく・・・
「敬意」でつながっているということに。
スクリーンを見つめる目と・・・
タブレットを見つめる目は・・・
誠意に満ちていて・・・
まちがいなく全校がひとつになっていることが・・・
空気のにおいでわかる。
教室では・・・
スクリーンにむけてのばした背筋。
子どもたちに対して・・・
「すてき」だと敬意を表す・・・
教師からのメッセージ。
つうしんぼをわたすときの・・・
まるで・・・
「低さくらべ」をしているかのような・・・
互いの礼。
おとなも子どもも関係ない。
互いに敬意を表すそんなすがたに・・・
目がくぎづけになる。
そして・・・このシーン。
学年代表として・・・
「この1年間がんばったこと」を・・・
発表して・・・
どうどうと胸を張って・・・
そのことをお話ししてくれたあと・・・
タブレットにむけて深々と礼。
私は・・・
こんなすがたを見ると・・・
泣きそうになる。
このおともだちの・・・
こころに胸をうたれるから。
こんなにもちっちゃな身体の中に・・・
タブレットの向こう側にいる・・・
すべてのひとたちに対する・・・
「敬意」を持っているのだ。
だれが何と言おうと・・・
私たちがおあずかりしている・・・
成徳小学校のすべての子どもたちは・・・
知っている。
「敬意」の大切さを。
遠慮などせずに言おう。
子どもたちは・・・
そして・・・先生たちは・・・
やはり互いに対する敬意に満ちている。
そして・・・
ひとりのこらず愛くるしい。
私は・・・
そんなすべてのひとたちに・・・
最大限の「敬意」を払おう。
" 敬意 "のお話でした。
" よおし・・・
今夜は「敬意」を表して飲むか・・・
あのおいしいやつを・・・。"