2024年3月23日土曜日

" 敬意 "のお話

 3月23日(土)。

春休み初日。










昨日の修了式・・・

体調をくずしてお休みだったおともだちは・・・

すこしでも楽になってるだろうか・・・

そう案じながら・・・

校長室で・・・

ふりかえっていた。


昨日の修了式の日にみた光景を。









リモートでおこなった修了式。

当然・・・おへやにあるのは・・・

タブレットと・・・

おっきなスクリーン・・・









そして・・・

代表のおともだちと・・・

何名かの先生だけ。









さみしい式かというと・・・

ちょっとちがう。


多目的室とそれぞれの教室は・・・

「映像」と「音声」だけで・・・

つながっているのではなかったから。


ほかにそこにあったのは・・・「敬意」





だれも・・・

" リモートだから・・・

 よそ見しよう"なんて思っていない。


あたかも・・・

そこにすべてのひとたちがいるかのように・・・

誠実なのだ。











そして気がつく。

そこには・・・

子どもだからとか・・・

おとなだからとか・・・

先生だからとか・・・

そんなことは一切関係なく・・・

「敬意」でつながっているということに。









スクリーンを見つめる目と・・・

タブレットを見つめる目は・・・

誠意に満ちていて・・・









まちがいなく全校がひとつになっていることが・・・

空気のにおいでわかる。






教室では・・・

スクリーンにむけてのばした背筋。










子どもたちに対して・・・

「すてき」だと敬意を表す・・・

教師からのメッセージ。










つうしんぼをわたすときの・・・

まるで・・・

「低さくらべ」をしているかのような・・・

互いの礼。









おとなも子どもも関係ない。

互いに敬意を表すそんなすがたに・・・

目がくぎづけになる。






そして・・・このシーン。

学年代表として・・・

「この1年間がんばったこと」を・・・

発表して・・・








どうどうと胸を張って・・・

そのことをお話ししてくれたあと・・・

タブレットにむけて深々と礼。













私は・・・

こんなすがたを見ると・・・

泣きそうになる。

このおともだちの・・・

こころに胸をうたれるから。


こんなにもちっちゃな身体の中に・・・

タブレットの向こう側にいる・・・

すべてのひとたちに対する・・・

「敬意」を持っているのだ。





だれが何と言おうと・・・

私たちがおあずかりしている・・・

成徳小学校のすべての子どもたちは・・・

知っている。

「敬意」の大切さを。









遠慮などせずに言おう。

子どもたちは・・・

そして・・・先生たちは・・・

やはり互いに対する敬意に満ちている。

そして・・・

ひとりのこらず愛くるしい。








私は・・・

そんなすべてのひとたちに・・・

最大限の「敬意」を払おう。


" 敬意 "のお話でした。







" よおし・・・

 今夜は「敬意」を表して飲むか・・・

 あのおいしいやつを・・・。"