2024年3月14日木曜日

" 29名の卒業生のみなさんへ "というお話

3月14日(木)。

卒業式の通しの練習をしましたね。









卒業式の当日は・・・

みなさんとお話しする時間はないと思って・・・

今日の練習で証書をわたすとき・・・

みなさんに話しかけてしまいました。








私にとってそれは・・・

とても大切な時間となりました。

あの時間を・・・

大切にこころにしまっておこうと思います。








そして・・・

明日おわかれするみなさんへ・・・

伝えたいことがあるんです。


この写真を見てください。

江谷先生、名原先生、大西先生の今日の姿です。










いつもみなさんと向き合ってきた・・・

この三人の・・・

こんなにも凛とした背中を・・・

まじまじと見たことがあるでしょうか。


・・・きっとないですよね。




この姿は・・・

みなさんの担任として・・・

「いよいよ 自分の手元から巣立っていくんだ。」って・・・

・・・そんなさみしさと・・・

「がんばれぇ、本番も胸を張ってね。これからも応援しているよ。」

・・・っていう心配にも似た応援の気持ちが・・・

そうさせているんです。








そこで・・・お願いです。

そんな三人の気持ちを・・・みなさん一人一人の懐にたずさえて・・・

明日を迎えてください。








もしも勇気が出たら・・・

人生最高の返事と・・・

人生最高の姿勢と・・・

人生最高のおじぎと礼と・・・

このなかまでうたう・・・

人生最後の歌を・・・

この三人の先生にプレゼントしてください。







私はね・・・

そうしたすがたこそが最高の贈りものなんだと想っています。








そして・・・

どうぞ明日は・・・

新しい成徳小学校の誇る第1回目の卒業生として・・・

堂々と胸を張って、卒業していってください。















でね・・・

この気持ちは・・・

三人の担任の先生だけじゃあなくってね・・・

成徳小学校すべての先生の・・・

気持ちなのだということも・・・

知っていてください。









私たちは・・・

いつも・・・いつまでも・・・

みなさんの応援をしています。


人生ってね・・・

大成功ばかりじゃなくったってよいんです。

大失敗だってあってよいんです。







" 29名の卒業生のみなさんへ "というお話でした。





ではみなさん・・・

明日お会いするときには・・・

みなさんは主役です。

私は明日・・・

最高の敬意をもって・・・

みなさんを迎えたいと想っています。

ほんとうにありがとうございました。


 ご卒業にそえて  成徳小学校 校長 山名 毅