2024年3月1日金曜日

" 卒業までのカウントダウン・・・ "というお話

3月1日(金)。

いよいよ・・・3月。

泣いても・・・笑っても・・・3月。

だから・・・

せっかくなので笑っていましょう。


午前9時の多目的室。

6年生がね・・・

いたんです。






おごそかな・・空気の中に・・・

いかめしい・・・顔の6年生のみんなが。








卒業式の練習をはじめていたんです。

相当気合いをいれて。









私はね・・・

思ってはいけないことを・・・

思ってしまったんです。

" やめろよおぉ・・・練習なんか・・・

 卒業しちゃう感じが出ちゃって・・・

 さみしくなるじゃん。"って。









なかまがね・・・

証書を受け取りに出るすがたを・・・

みんなが目で追ってるからね・・・









前から見てると・・・

目の玉のうごきがみんなおなじで・・・

集中してるんだなっていうことが・・・

びしびしと伝わってきたんです。









ひとり・・・またひとりと・・・

江谷先生からなまえをよばれて・・・

前に出ていくみんなのことを・・・









気がつくと・・・

いつのまにか・・・

私も目で追っていたんです。











なんだか・・・

こっちまで・・・

とっても神妙な気持ちというか・・・

やっぱり卒業しちゃうんだねっていう・・・

さみしさをいやでも感じてしまったんです。










証書を受け取る・・・

真剣な態度。










受け取ったあとの・・・

誠実な礼をするうしろすがた。









そんなようすを見ながら・・・

私のあたまのなかでは・・・

ユーミンが流れていて・・・。


思っていたんです。

" この子たちは・・・

 ほんとすばらしい6年生だったなぁ。"って。


" この子たちは・・・

 私の自慢でありつづけてくれたなぁ。"って。


" 3月15日・・・

 卒業式・・・

 私はこころをこめて・・・

 みんなにことばを贈ろう。"って。


そして・・・

" 今日・・・

 練習をしてることがわかったとき・・・

 「やめろよお・・・さみしいじゃん」って・・・

 不適切にもほどがあることを思っちゃってごめん。"って。

(あ・・・今日の夜だ・・・。)









6年生の教室に掲示された・・・

「卒業までのカウントダウン」のカレンダーが・・・

来週学校にやってきたときには・・・

「10」を切っていることをおしえてくれました。













" 卒業までのカウントダウンが・・・

 「10」を切りました。 "というお話でした。









そうそう。

見つけたんです。

6年生の教室の棚の上。








コサージュ。

これ・・・

3月15日・・・

みんな 胸につけるんだよね。

すてきだろうな・・・。

かわいいだろうな・・・。