2月21日(水)。
一日中雨がふってたような気がする・・・
午後5時半。
雨にけむる景色が・・・
モノクロームに見えたんです。
3年生の版画が・・・
ついにろうかに掲示されたと聞いて・・・
薄暗くなった東校舎に入ったんです。
題名
「りゅうをやっつけるぞ」
3年生はね・・・
紙版画。
木版画とはまったくちがう・・・
紙版画にしかない味わいがあるんです。
題名
「おにをたおす」
白と黒の2色で・・・
こんな世界観をつくりだすことができる・・・
その魅力に・・・
ぐぅっと惹きつけられていたんです。
題名
「サメの上を・・・
うさぎがぴょんぴょん」
私たちは・・・
ともすれば・・・
きらびやかなものや・・・
華やかなもの・・・
目立つものや・・・
派手なものに・・・
目を奪われがちだって思うんです。
題名
「どこにいってしまうのじゃー」
でもね・・・
3年生の版画は・・・
やっぱりおしえてくれたんです。
題名
「なでなでしてるよ・・・
おじいさん」
ほんもののねうちは・・・
そんなことの中だけに・・・
あるわけじゃあないんだっていうことを。
題名
「おかねもちになったじいさん」
白と黒だけの世界が・・・
私たちを魅了するように・・・
黙して誠実な行いや人の中に・・・
ほんとうのねうちを見出すことのできる・・・
そんな人になりたいねっていうことを。
題名
「つるだったのか」
はい。
3年生の紙版画がおしえてくれたんです。
題名「おじぞうさんが・・・
いろんな表じょうを・・・
しているよ」
" モノクロームでブログをかいた。 "というお話でした。
ひととおり見終わって・・・
校長室にもどろうとして・・・
はじめて気がついたんです。
先生が一人。
まだ教室でがんばっていたんです。
がんばる3年生のいる教室には・・・
がんばる安本先生がいるんです。