2024年2月21日水曜日

" モノクロームでブログをかいた。 "というお話

2月21日(水)。

一日中雨がふってたような気がする・・・

午後5時半。








雨にけむる景色が・・・

モノクロームに見えたんです。









3年生の版画が・・・

ついにろうかに掲示されたと聞いて・・・

薄暗くなった東校舎に入ったんです。



題名

「りゅうをやっつけるぞ」




3年生はね・・・

紙版画。


木版画とはまったくちがう・・・

紙版画にしかない味わいがあるんです。



題名

「おにをたおす」




白と黒の2色で・・・

こんな世界観をつくりだすことができる・・・

その魅力に・・・

ぐぅっと惹きつけられていたんです。


題名

「サメの上を・・・

 うさぎがぴょんぴょん」





私たちは・・・

ともすれば・・・

きらびやかなものや・・・

華やかなもの・・・


目立つものや・・・

派手なものに・・・

目を奪われがちだって思うんです。



題名

「どこにいってしまうのじゃー」





でもね・・・

3年生の版画は・・・

やっぱりおしえてくれたんです。



題名

「なでなでしてるよ・・・

 おじいさん」




ほんもののねうちは・・・

そんなことの中だけに・・・

あるわけじゃあないんだっていうことを。




題名

「おかねもちになったじいさん」




白と黒だけの世界が・・・

私たちを魅了するように・・・

黙して誠実な行いや人の中に・・・

ほんとうのねうちを見出すことのできる・・・

そんな人になりたいねっていうことを。



題名

「つるだったのか」



はい。

3年生の紙版画がおしえてくれたんです。

題名

「おじぞうさんが・・・

 いろんな表じょうを・・・

 しているよ」





" モノクロームでブログをかいた。 "というお話でした。




ひととおり見終わって・・・

校長室にもどろうとして・・・

はじめて気がついたんです。


先生が一人。

まだ教室でがんばっていたんです。












がんばる3年生のいる教室には・・・

がんばる安本先生がいるんです。