2月15日(木)。
お昼すぎ。
お留守の6年生の教室前のろうか。
ながめていたんです。
6年生の版画。
ていねいな作品。
豪快な作品。
緻密な作品。
それぞれの味がにじみ出ていたんです。
考えていたんです。
" いつだったか6年生が・・・
灘手神社におでかけしていたのは・・・
このスケッチだったんだな。"って。
そして・・・
あらためて思っていたんです。
" もうすぐ卒業しちゃうんだよね。"って。
こっそり入らせてもらった教室は・・・
しーんとしていて・・・
掲示された・・・
「卒業に向けて」と題された・・・
カウントダウンのカレンダーが・・・
そのことをおしえてくれたんです。
ちょっとしんみりした気持ちのまま・・・
ろうかを進むと・・・
3年生。
なにやらがんばってる。
たくさんのおともだちがね・・・
おしえてくれたんです。
「ないしょですよ。」って。
「これは6年生を送る会で使います。」って。
「お花です。」って。
「10個以上作りました。」って。
「力を合わせて作っています。」って。
「校長先生・・・
ぼく似合ってますか?」って。
(き・・・み・・・)
「3年生のおともだちの・・・
そのすがたはね・・・
とても誠実で・・・
がんばろうっていう気持ちが・・・
あふれ出ていて・・・
私はとてもうれしかったんです。
" 3年生がこころを込めて・・・
6年生への感謝の気持ちを形にしていた。 "というお話でした。
そのころね・・・
6年生はといえば・・・
(さがしたんです。)
理科室で・・・
「いえーい!」
(きみたち・・・
ほんと幸せ者だね。)
打吹山のふもとの・・・
さくらのつぼみが膨らみはじめました。