2月2日(金)。
お昼休みの体育館。
4年生のおともだちが集まって・・・
野球をしてたんです。
大谷翔平選手からプレゼントされたグローブで。
途中・・・
なんかじゃんけんしてるから・・・
" なんのじゃんけんだろ?"って思ったんです。
そしたらね・・・
グローブを使う順番のじゃんけん。
たずねてみたんです。
「グローブでけんかになることあるんですかあ?」って。
かえってきたんです。
「ありません。」って。
「校長先生当然です。」って。
「大谷グローブなんですよ。」って。
私はね・・・
うれしくって・・・
しばらく見ていたんです。
(だれもさそってくれなかったから・・・)
どのおともだちもね・・・
そのかっこうというか・・・
そのふんいきというか・・・
なんというか・・・
気分というか・・・
メジャーリーガーなんです。
バットは「ぶるんぶるん」。
キャッチは超ファインプレー級。
このおともだちなんか・・・
ほら。
感じだけでいうと・・・
時速165kmくらいの球を・・・
投げてるんじゃあないかって顔なんです。
みんながね・・・
興奮気味に・・・
夢中になってるのが・・・
よおく伝わってきたんです。
私がそばでみていることなんか・・・
すっかり忘れちゃってるみたいに・・・
夢中になってるのが・・・
悲しいくらいよおく伝わってきたんです。
とってもいいことだなぁって思ったんです。
" 4年生 大谷翔平選手からのグローブで夢中"というお話でした。
体育館を出るときにね・・・
大きめの声で言ってみたんです。
「きみたちが・・・
大谷選手からもらったグローブで・・・
たのしく・・・なかよく・・・
野球していること・・・
今日・・・
大谷選手に電話して・・・
伝えておくよ。」って。
そのときだけね・・・
おともだち全員の動きがぴたりと止まって・・・
みんながこっちを見ていたんです・・・。
(電話かけよっと・・・)