2023年9月8日金曜日

" 今 手のとどく すぐそこに・・・ "というお話

新型コロナウイルス感染症・・・

世の中を・・・

そして世界を・・・

大きくかえました。


最初にこの名前を聞いてからおよそ4年弱。








その間・・・

失ったもの・・・

会えなかった人たち・・・

できなくなってしまったこと・・・

失ってしまった大切な人・・・

数えたらきりがないかもしれません。







「倉吉市立小学校児童体育祭」。

倉吉市営陸上競技場で行われる・・・

とても大きな舞台。

これもその中の一つ。







この2学期に・・・

始まってるんです。

4年生以上のおにいさんおねえさんの・・・

陸上練習。








あたりまえのことを言って・・・

「あたりまえじゃん!」っておこられそうなのですが・・・

思ってしまうんです。

そして・・・言ってしまうんです。


「あたりまえのことが・・・

 あたりまえの光景として目の前にあることが・・・

 こんなにもうれしいことなんだ。」って。







そして思うんです。

" ふだん・・・ちょっとしたことに・・・

 不満を感じたり・・・

 感情的になってしまったり・・・

 ときにはぐちをこぼしてしまったり・・・

 悲しくなってしまったり・・・

 だれかを傷つけてしまったり・・・




 



 いらいらしてしまったり・・・

 しんどいくらいに心配になってしまったり・・・

 立っていられないくらいつらい気持ちになったり・・・

 不安になってしまったりするけれど・・・

 (少なくとも私にはすべての感情がある。)

 



 




 ほんとうに幸せを感じることって・・・

 とっても近いところにあって・・・

 見つけようとしていないだけなんじゃあないかな。"って。







そして・・・こうも思うんです。

" 今、体調をくずしていらっしゃる方・・・

 つらい想いをしていらっしゃる方・・・

 腹が立ってしょうがない方・・・

 私もふくめて・・・いろいろな想いをもって生きていて。

 

でも・・・もしかしたら・・・というよりも きっと、

 そんな気持ちを癒やしてくれる幸せは・・・

 今 手のとどく すぐそこにあるんじゃあないかな。"って。







" 今 手のとどく すぐそこに・・・ "というお話でした。



でね。

見てほしいものがあるんです。

9月7日。昨日。

午後6時前。

夕暮れ色が濃くなっていくころの校庭。







先生たち・・・

練習のラインを引いてるんです。








黙々と・・・

時には相談しながら・・・

だれも立ち止まったりしないで・・・。





この先生たちは・・・

きっと・・・

「いやあ ありがとうございます。」なんて言葉を・・・

だれも望んでなんかいないんです。





だから私は・・・

そうっと窓から・・・

そんな光景を見ながら思っていたんです。

" ありがとうございます。"って。

" 先生たちのこと・・・

 これからも大切にします。"って。




はじけるようにハードルを越えていく・・・

そんなすがたを眺めることができることって・・・

実は・・・「あたりまえ」ではなかったんです。






今 新型コロナウイルスに感染して・・・

お熱・・・のどの痛み・・・咳など・・・

しんどい症状とたたかっていらっしゃる・・・

すべてのみなさまにお見舞い申し上げます。