新型コロナウイルス感染症・・・
世の中を・・・
そして世界を・・・
大きくかえました。
最初にこの名前を聞いてからおよそ4年弱。
その間・・・
失ったもの・・・
会えなかった人たち・・・
できなくなってしまったこと・・・
失ってしまった大切な人・・・
数えたらきりがないかもしれません。
「倉吉市立小学校児童体育祭」。
倉吉市営陸上競技場で行われる・・・
とても大きな舞台。
これもその中の一つ。
この2学期に・・・
始まってるんです。
4年生以上のおにいさんおねえさんの・・・
陸上練習。
あたりまえのことを言って・・・
「あたりまえじゃん!」っておこられそうなのですが・・・
思ってしまうんです。
そして・・・言ってしまうんです。
「あたりまえのことが・・・
あたりまえの光景として目の前にあることが・・・
こんなにもうれしいことなんだ。」って。
そして思うんです。
" ふだん・・・ちょっとしたことに・・・
不満を感じたり・・・
感情的になってしまったり・・・
ときにはぐちをこぼしてしまったり・・・
悲しくなってしまったり・・・
だれかを傷つけてしまったり・・・
いらいらしてしまったり・・・
しんどいくらいに心配になってしまったり・・・
立っていられないくらいつらい気持ちになったり・・・
不安になってしまったりするけれど・・・
(少なくとも私にはすべての感情がある。)
ほんとうに幸せを感じることって・・・
とっても近いところにあって・・・
見つけようとしていないだけなんじゃあないかな。"って。
そして・・・こうも思うんです。
" 今、体調をくずしていらっしゃる方・・・
つらい想いをしていらっしゃる方・・・
腹が立ってしょうがない方・・・
私もふくめて・・・いろいろな想いをもって生きていて。
でも・・・もしかしたら・・・というよりも きっと、
そんな気持ちを癒やしてくれる幸せは・・・
今 手のとどく すぐそこにあるんじゃあないかな。"って。
" 今 手のとどく すぐそこに・・・ "というお話でした。
でね。
見てほしいものがあるんです。
9月7日。昨日。
午後6時前。
夕暮れ色が濃くなっていくころの校庭。
先生たち・・・
練習のラインを引いてるんです。
黙々と・・・
時には相談しながら・・・
だれも立ち止まったりしないで・・・。
この先生たちは・・・
きっと・・・
「いやあ ありがとうございます。」なんて言葉を・・・
だれも望んでなんかいないんです。
だから私は・・・
そうっと窓から・・・
そんな光景を見ながら思っていたんです。
" ありがとうございます。"って。
" 先生たちのこと・・・
これからも大切にします。"って。
はじけるようにハードルを越えていく・・・
そんなすがたを眺めることができることって・・・
実は・・・「あたりまえ」ではなかったんです。
今 新型コロナウイルスに感染して・・・
お熱・・・のどの痛み・・・咳など・・・
しんどい症状とたたかっていらっしゃる・・・
すべてのみなさまにお見舞い申し上げます。