2023年9月11日月曜日

" 自由研究発表会・・・子どものすごさ "というお話

 アメリカの小説家・・・

レイ・ブラッドベリは名言を残したんです。









「科学者になるということは・・・

 子どもになるということです。」って。








きっと・・・

こういうことを言ってるんじゃあないかなって思うんです。

そして・・・

まちがいなく・・・

わくわくするようなことを言ってるんです。








おとなって・・・

「あたりまえじゃん。」とか・・・

「ふつう そうだよね。」とか・・・

「つまんないね。」とか・・・

なんだか妙に・・・

冷めちゃってるというか・・・

知ったかぶりをしちゃってるというか・・・

そんな感じになりがち。









一方・・・子どもはね・・・

「え!?」とか・・・

「なんで?」とか・・・

「どうして? どうして?」とか・・・

ことあるたびに目がきらきらしちゃってる。


(って感じのことを彼は言ってるんだって・・・

 勝手に思ってるんです・・・。)








で・・・

ときには・・・おうちの人に・・・

「え? どうしてなの?」

「なんで・・・?」

「どういうこと?」なんて言おうものなら・・・


「なんでもいいからそういうことなの!」なんて・・・

叱られちゃうことだってある。ふつうに。








でもね・・・

その感じって・・・

子どものいいところ。







子どもはね・・・

「だって不思議なんだもん。」って・・・

胸を張っていたっていいんだと思う。








きっとおとなが自由研究をしても・・・

ちょっとおもしろくないものができあがる。





そして きっと・・・

子どもが自由研究をするから・・・

ずいぶんおもしろいものができあがる。







そう。

子どもには・・・

実験だとか・・・

研究だとか・・・

ズバッと核心をつく発想だとか・・・

そんなものの素質が無条件に備わっている。


失敗だって成功の部品のひとつ。

「失敗おめでとう」なんだ。








この際 提案しちゃおう。

「せっかくのその素質・・・

 学習のときにもつかえないかな?」って。

「覚えるためのお勉強じゃあなくって・・・

 素質を生かしながらのお勉強ってどうだろう?」って。

「なんでだろ?とか・・・

 どうなってんの?とか・・・

 そんなことをずうっと考えながら・・・

 お勉強することができたら・・・

 どんなに素敵だろう。」って。


「できるかもしれないし・・・

 できないかもしれない・・・

 けれど・・・そんなお勉強のしかたに・・・

 チャレンジすることにこそ・・・

 値打ちがあるんじゃあないかな。」って。

「きみたち子どもは・・・

 そんな素晴らしい素質を持ってるんだから。」って。









9月8日(金)の午後。

上学年の自由研究発表会で・・・

最後のお話をさせてもらうとき・・・

ほんとにこの提案をしたんです。







お話をおえたとき・・・

予期せぬ拍手をみなさんからもらったんです。








思ったんです。

" なにか少しでも伝わったかもな。"って。

" やっぱりこの子たち大切だな。"って。

" 子どもって・・・やっぱりすごいな。"って。







" 自由研究発表会・・・子どものすごさ "というお話でした。