7月13日(木)。
成徳小学校に・・・
たくさんのお客さまがおいでくださったんです。
「学校計画訪問」。
教育委員会の方たちが・・・
成徳小学校の子どもたちの・・・
がんばるようすを見にこられたんです。
1年生から・・・
6年生まで・・・
いつもどおりだけど・・・
はりきっておべんきょうしたんです。
私はね・・・
じまんのみんなを見てもらえることがね・・・
とてもうれしかったんです。
ところでね・・・
お昼やすみ。
児童代表の6年生・・・
4名のおにいさんとおねえさんがね・・・
教育委員会の方たちと懇談会をしたんです。
まるでね・・・
おとなの会のような空気の中でね・・・
おにいさんおねえさんは・・・
とっても立派だったんです。
ここではね・・・
こんなやりとりが行われたんです。
【教育委員会の方】
「おっほん・・・
成徳小学校のよいところを教えてください。」
【児童代表の方】
「はい。あいさつにがんばっているところです。
(私:たしかに・・・)
【教育委員会の方】
「今年度よくなったなと思うことを教えてください。」
【児童代表の方】
「図書館に行く回数が増えました。」
(私:よいことだあ。ほんとよいことだあ。)
【教育委員会の方】
「みんなでなおしたいことはありますか?」
【児童代表の方】
「おともだちのよび方を・・・
きちんと『さん』づけできない場面をみることがあります。」
(私:そのことに気づくことができる子がいる学校は大丈夫だよ。)
【教育委員会の方】
「6年生の目で見て・・・
他の学年のがんばっているところをおしえてください。」
【児童代表の方】
「はい。妹は1年生なのですが・・・
学校から帰ったら すぐに宿題をしています。」
(私:えらい!! きみはいいおにいちゃんだ。)
(私:妹をほめることのできるきみはすごいよ。)
【教育委員会の方】
「そうなんですね。では、あなたはどうですか?」
【児童代表の方】
「ぁっ、ぼくは・・・むりです。」
(私:えらい!!)
(私:きみのような正直者が校長先生はだいすきだ。)
【教育委員会の方】
「えー、学校にほしいものがあったら・・・
一応聞いておきましょうか。」
【児童代表のみなさん】
「んん・・・特にありません。」
(私:おいおい きみたち・・・)
(私:そんな欲のないこと言うなよお・・・)
(私:今がチャンスじゃん。)
(私:体育館にエアコンがほしいとか・・・
校長室に100型のテレビを・・・
買ってあげてほしいとか・・・
お願いしちゃったらいいじゃん。)
(私:きみたちって・・・ほんといい子なんだね。すごいと思う。)
そんなかんじでね・・・
懇談会は進んだんです。
放課後ね・・・
児童代表の方がひとり つぶやいたんです。
「ブランコがほしいって言えばよかったです。」って。
私はね・・・
それを聞いて思ったんです。
" 明日 教育委員会に電話してお願いしよう。" って。
" そして・・・こう言おう。"って。
「後で児童代表の方が言ってましたよ・・・
校庭に新しいブランコと・・・
校長室に100型のテレビがほしいって。」と。
" 炸裂 子どもたち・・・学校計画訪問 "というお話でした。