6月16日(金)。
2年生の教室のまえのテラスで・・・
ミニトマトが赤くなる準備をしていた日。
教室からね・・・
いいにおいがしてきたんです。
2年生のおともだちが・・・
図工でねんど。
さそわれるように教室におじゃまするとね・・・
話しかけてくれるんです。
「校長先生見てください。」って。
「私のもみてください。」って。
そしてね・・・
お話ししてくれるんです。
「校長先生・・・バーベキューのときにね・・・
火が大きくなってね・・・
ぶたの丸焼きがね・・・
すごいことになっちゃったんです。」って。
私はね・・・
心配になってたずねたんです。
「そのとき・・・やけどしなかった?」って。
かえってきたんです。
「え!?」って。
「このねんどのお話ですよ。」って。
はっとしてね・・・
たくさんのおともだちにたずねたんです。
「このねんどはなんですかぁ?」って。
するとね・・・
やっぱりみんなお話ししてくれるんです。
「あれがね・・・こうでね・・・
で・・・そういうことなんです。」って。
「ここのところがね・・・
こんなふうになってるのはね・・・
見たらわかるでしょ・・・
聞いてる? 校長先生?」って。
よい時間だったんです。
ねんどにはね・・・
それぞれのおともだちの・・・
ストーリーがあるんです。
お話を聞いてるそのときね・・・
じいぃっとしてるねんどがね・・・
動いて見えるんです。
(ほんとだよ。)
" ねんどにはストーリーがある。 "というお話でした。