2023年6月16日金曜日

" ねんどにはストーリーがある。 "というお話

6月16日(金)。

2年生の教室のまえのテラスで・・・

ミニトマトが赤くなる準備をしていた日。







教室からね・・・

いいにおいがしてきたんです。

2年生のおともだちが・・・

図工でねんど。








さそわれるように教室におじゃまするとね・・・

話しかけてくれるんです。

「校長先生見てください。」って。








「私のもみてください。」って。








そしてね・・・

お話ししてくれるんです。

「校長先生・・・バーベキューのときにね・・・

 火が大きくなってね・・・

 ぶたの丸焼きがね・・・

 すごいことになっちゃったんです。」って。







私はね・・・

心配になってたずねたんです。

「そのとき・・・やけどしなかった?」って。








かえってきたんです。

「え!?」って。

「このねんどのお話ですよ。」って。



はっとしてね・・・

たくさんのおともだちにたずねたんです。

「このねんどはなんですかぁ?」って。








するとね・・・

やっぱりみんなお話ししてくれるんです。

「あれがね・・・こうでね・・・

 で・・・そういうことなんです。」って。

「ここのところがね・・・

 こんなふうになってるのはね・・・

 見たらわかるでしょ・・・

 聞いてる? 校長先生?」って。








よい時間だったんです。

ねんどにはね・・・

それぞれのおともだちの・・・

ストーリーがあるんです。







お話を聞いてるそのときね・・・

じいぃっとしてるねんどがね・・・

動いて見えるんです。

(ほんとだよ。)








" ねんどにはストーリーがある。 "というお話でした。