6月13日(火)。
梅雨入りのしらせは聞いたけど・・・
南の島みたいに・・・
ジリジリとしたお天気。
空の青と・・・
校舎の白と・・・
プールの青が・・・
よい感じの午前中。
火災の避難訓練をしたんです。
午前9時55分。
教頭先生がね・・・
放送したんです。
「訓練! 訓練です!」って。
「理科室で火災が発生しました。」って。
全校のみんながね・・・
一目散に避難してきたんです。
全員のおともだちの避難が・・・
完了するまでにかかった時間は・・・
2分48秒。
すばらしかったんです。
全校のおともだちが・・・
2分48秒で避難完了できるのって・・・
そうそうかんたんじゃあないんです。
でもね・・・
もっとすばらしかったのは・・・
その様子なんです。
私はね・・・
全校のおともだちにお話ししたんです。
「安心したよ。」って。
「ちっともおしゃべりしなかったね。」って。
「りっぱだったよ。」って。
そしてね・・・
こう添えたんです。
「火事ってね・・・
よそのお話みたいな気がするっでしょ。」って。
「しかも・・・
学校が火事になるなんて思えないでしょ。」って。
「校長先生は・・・
小学校2年生のときにね・・・
学校が火事になったんだよ。」って。
「ほんとうの火事になったらね・・・
もうなにがなんだかわかんなくなるんだよ。」って。
「だからね・・・
火事になったらどんなふうに避難するのか・・・
頭だけじゃあなくて・・・
体でも覚えておかなくっちゃいけないんだよ・」って。
「だから・・・訓練も・・・
今日みたいにやることが大切なんだよ。」って。
そして・・・最後におねがいしたんです。
「絶対にやけちゃあいけないよ。」
「いつだって・・・必ず・・・たすかるんだよ。」って。
" 避難訓練に想う・・・ "というお話でした。