12月25日(木)。
第2学期の終業式の日。
オンラインでの終業式で・・・
学年代表として堂々と・・・
2学期がんばったことを発表する子・・・
出会うなり・・・
夜サンタがやってきたことを・・・
目を輝かせながらお話ししてくれる子・・・
先生のお話に・・・
真剣に耳を傾ける子・・・
そんな子どもたちの姿を見て・・・
明日からやってくる・・・
子どもたちの冬休みを思いながら・・・
午前中 ずっと ずうっと・・・
思い出していた。
・・・あのころの自分の冬休みを・・・。
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子どものころ・・・
この日からのおよそ十日あまりの間は・・・
とびっきり特別なときが流れた。
クリスマス。
朝 目を覚ますと・・・
枕もとには・・・
たくさんのお菓子が入った真っ赤なブーツ。
それだけで幸せだった。
これからはじまる冬休み。
わくわくの扉が開かれたように感じられた。
大みそか。
ふだんは眠くって とてもできない夜更かし。
夜中の12時がちかくなると・・・
遠くから聞こえてくる除夜の鐘の音。
元旦。
年が明けるやいなや・・・
夜道を歩いて氏神さまに初もうで。
すれちがう人たちと・・・
「おめでとうございます。」って・・・
年始のあいさつをかわすけれど・・・
暗やみだから だれがだれだかわからない。
(おとなのひとが多いから・・・
そもそも知らない顔ばかりなのだけれど・・・)
そんな中で・・・
ばったりとともだちの一家と出くわすと・・・
なんだか ちょっと・・・
照れくさいような・・・うれしいような・・・
真夜中という非日常の空気を・・・
思いっきり吸い込んでいた。
" 朝まで起きていよう・・・"って・・・
そう張り切ってはいたものの・・・
こたつに入ってテレビをつけたままで・・・
いつの間にか眠ってしまっていた。
(きっといつも・・・
数分間しかもたなかったにちがいない・・・)
目が覚めると・・・
おとなと出会うたびに・・・
つぎつぎとお年玉をもらった。
五百円札がメインのポチ袋・・・
千円札が入っていようものなら・・・
テンションはそれだけでMAXに達した。
三が日。
あっちやこっちの親戚の家に出かけた。
ふだん会うことのない・・・
おじいちゃんやおばあちゃん・・・
おじちゃんやおばちゃん・・・
はじめて見る親戚のひと・・・
そして・・・
お盆とお正月だけしか会わないのだけれど・・・
むしろそうだからなのか・・・
とても大すきないとこたちでいっぱいだった。
" よくもまあ そんなにまでも・・・
飲んだり食べたりおしゃべりしたりと・・・
延々としていられるものだな・・・"って・・・
そう思ってしまうくらいに盛り上がっている・・・
おとなたちを尻目に・・・
こちらはこちらで これまた延々と・・・
いとこたちとボードゲームを繰り返した。
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今のように・・・
高価なプレゼントはなかったけれど・・・
今のように・・・
たくさんのものであふれてはいなかったけれど・・・
今のように・・・
真新しくてきれいなものばかりではなかったけれど・・・
やっぱり・・・
そんな記憶は・・・
年月が経っても色あせることがない。
きっと・・・ひとにとっての「絢爛」は・・・
別のものによるところが・・・
大きいにちがいない。
クリスマス・・・
サンタが・・・
プレゼントをもってきてくれるというけれど・・・
それは物だとはかぎらない。
かたちのないプレゼントがあったっていい。
今朝・・・
すべての子どもたちのもとへサンタはやってきたはず。
すべての子どもたちのもとへ・・・
それぞれにとっての「絢爛」を・・・
届けてくれたはず。
明日からの13日間。
すべての子どもたちにとっての冬休みが・・・
そんな「絢爛」のときであることを・・・
願わずにはいられない。
" 絢爛「色褪せない記憶」 "というお話でした。
みんな・・・
2学期もほんとうによくがんばりました。
どうぞよいお年を。
またね。


























