11月20日(木)のことです。
5年生がね・・・
素晴らしい体験をしたんです。
体育館に・・・
お二人のゲストティーチャーをお招きして・・・
「車いすバスケットボール」。
最初は・・・
競技用の車いすを巧みに操作するどころか・・・
真っすぐに進むことすらおぼつかなかったみんな。
目標に向かって進んでいても・・・
「くるん」なんてまわってしまって・・・
なんだかちょっとたよりなかったんです。
それでも なんとか・・・
思った方向に進むことができるようになって・・・
いよいよ「車いすバスケットボール」のゲーム。
はじまったころは・・・
多くの球技がそうであるように・・・
やっぱりここでも・・・
みんながボールに向かって・・・
ひたすら集まっちゃうもんだから・・・
車いすの大渋滞。
(おいおい・・・
だれも動けなくなってるじゃん・・・)
おまけに・・・
ボールが転がっちゃおうものなら・・・
うまくひろえなくって・・・
サッカーやってんだか・・・
バスケやってんだか・・・
なにがなんだかわかんなくなっちゃったんです。
シュートが入るシーンなんて・・・
見られるわけもなく・・・。
大渋滞の玉つき多重事故で・・・
あっちこっちから・・・
「がっちゃん がっちゃん」・・・
「きゃーきゃー ぎゃーぎゃー」で・・・
ちょっと私は心配していたんです。
" 報道のみなさんがおいでくださってるんだけど・・・
なにをやってるんだか・・・
そのことがわかる映像が撮れるのかな・・・"って。
ところがです。
やっぱり子どもたちってすごいもので・・・
2ゲーム目くらいから・・・
ちょっと様子がかわってきたんです。
スペースを見つけて車いすを操作したり・・・
おともだちの車いすが向いている・・・
その方向をねらってパスをしたり・・・
声をかけあったり・・・
作戦を立てはじめたり・・・
シュートもばんばん決まったりして・・・
気がつくと・・・
ずいぶん見ごたえが出てきていたんです。
「車いすバスケットボール」。
競技用車いす独特の・・・
スピード感や操作性を体験することで・・・
ふだんとまったくちがう視点に立って・・・
バスケットボールをすることをとおして・・・
単にたのしむだけじゃあなくって・・・
なかまへの思いやりや・・・
さまざまな立場にあるひと・・・
ひいては多様性への理解や気づき・・・
そんなたいせつなことを感じることのできる・・・
貴重な時間を得ることができたんです。
" みんなのこころの中の・・・
「こころのバリアフリー」の芽が・・・
さらに伸びていますように・・・"って・・・
そう祈りながら私は見つめていたんです。
" 車いすバスケットボールで・・・
「こころのバリアフリー」の芽が・・・
さらに「にょきっ」と伸びた。 "というお話でした。
ところで・・・
昨日のニュース・・・
みた・・・?
ねえ・・・みた・・・?

















