「シリーズ修学旅行」・・・
今日は・・・ " その2「絢爛」"。
「絢爛」・・・
きらびやかで輝いていて華やかなさま。
修学旅行の初日。
平和記念公園での平和学習を終えて・・・
到着した宿泊先の・・・
グランヴィリオホテル宮島は・・・
まさに・・・
その「絢爛」ということばを・・・
そのまま形にしたようなホテルだったんです。
バスの中から見えた・・・
ホテルの佇まいに・・・
みんなのヴォルテージは・・・
超MAXに跳ね上がったんです。
みんなを出迎えてくれたエントランスは・・・
おひさまの光をうけてまぶしいくらいに・・・
輝いていて・・・
受け入れてくれたロビーからは・・・
瀬戸内海が一望できて・・・
その向こうに見える島に・・・
厳島神社の鳥居を見ることができたんです。
みんなが部屋で荷物の整理をしているあいだ・・・
私はね・・・
ロビーに置かれたふかふかのソファで・・・
その「絢爛」をひとりじめにしていたんです。
・・・というとびきりの時間もつかの間・・・
聞こえてきたんです。
「きゃあきゃあ・・・」
「このホテルやっば!」
「豪華です。」
「たのしすぎるぅ」
「校長先生 部屋みましたかぁ?」
「ホテルみたいです!」
(・・・ってホテルなんだけど・・・)
私だけの・・・
ロマンチックなオーシャンビューは・・・
かくも あっという間に・・・
エキサイティングなオーシャンビューへと・・・
かわっていってしまったのです(><)
やっぱりというか・・・
なんと! というか・・・
夕食も豪華。
ご飯とお味噌汁にいたっては・・・
おかわりしたい放題。
みんながね・・・
「たべるぞー」って・・・
鼻息が荒くなるのがわかったんです。
平和記念公園で・・・
頭と身体をうごかして・・・
そして・・・
こころをうごかされたみんなが・・・
ごちそうをパクパクとたべてる・・・
その顔を見ているだけで私はね・・・
十分に満足だったんです。
佇まい「絢爛」。
お食事「絢爛」。
泊るおへやも「絢爛」。
とにかくもう・・・「絢爛」。
そんな中で・・・
だれかが言ったんです。
「おうちのひとは・・・
『おうちへのおみやげはいらないよ』って・・・
そう言ったけど・・・
こんないいところに泊らせてもらったんだから・・・
おみやげをおうちにも買います。」って。
「すごくいいホテルだけれど・・・
でも やっぱりなぜか・・・
家が一番いいと思います。」って。
そんなことばを聞いていてね・・・
私は思っていたんです。
" 「絢爛」・・・
高価なものが持つ「絢爛」・・・
輝きを放つ「絢爛」・・・
きらびやかな「絢爛」・・・
いろいろあるけれど・・・
本物の「絢爛」って・・・
こころのあり様のことを・・・
さすのかもしれないな。"って。
" シリーズ修学旅行・・・
その2「絢爛」 "というお話でした。
" シリーズ修学旅行 "は・・・
" その3「文化」"につづきます。
ところでね・・・
夕食のハンバーグ・・・
あんなにも・・・
「おいしそう」 「おいしそう」って・・・
みんなはしゃいでいたハンバーグ。
みんなが食事をおえて・・・
おへやにかえったあとで見てみたら・・・
6個も残っていたんです。
(おーい・・・
このハンバーグ・・・
「絢爛」なハンバーグなんだぜ・・・)