新年度8日目。
4月8日(火)。
お昼すぎの校庭。
やってきたんです。
卒業生の女の子・・・4人。
たずねたんです。
「どこ行ってたの?」って。
かえってきたんです。
「お花見にいってきました。」って。
「ひまだから。」って。
「おいしいもの売ってるから。」って。
もういっちょ たずねたんです。
「なに食べたの・・・?」って。
かえってきたんです。
「トルネードポテトです。」って。
(そんなかっこいい名前の食べものがあるのかあ・・・)
「りんごあめです。」って。
(定番だな・・・)
「やきいかです。」って。
(おいおい きみ・・・
わりとグルメじゃん・・・。)
(あの飲みものが売ってなかったかい・・・?)
手をふりながら・・・
帰っていっちゃう4人を見ながらね・・・
思っていたんです。
" よくきてくれたね。"って。
" 卒業しちゃったけれど・・・
いつまでも 応援しているよ。"って。
" 「ひまだから・・・」なんて・・・
そう言ってたけれど・・・
わかっているよ・・・
とってもいい時間を・・・
なかまとすごしているんだっていうこと。
だって・・・
きみたちのすがたはね・・・
きらきらと輝いていたからね。"って。
" 卒業生がきらきらとして・・・
やきいかを食べたあとに・・・
学校にやってきた。 "というお話でした。
あ・・・そうだった・・・
「卒業生」って言っちゃったけれど・・・
きみたちってもう中学生なんだよね・・・。
入学おめでとう。
またおいで。