2025年4月22日火曜日

" 「いつくしみ」は・・・"というお話

4月22日(火)。 2校時。

タブレットの画面越しに・・・

女の子が手を振ってくれた・・・

4年生の教室。









算数をしてるみんなを眺めていて・・・

「はあぁっ」っと気がついたんです。








朝から・・・

てくてくと教室を・・・

ぐるうっとまわってきたけれど・・・








ちょっとまてよ・・・

この4年生の教室って・・・


1年生のおともだちの・・・

おにいさんやおねえさんが・・・

やたら多くないかぁ・・・って。










いち にぃ さん・・・

しぃ ごぉ ろくぅ・・・







お・・・ここにも しちぃ・・・

おお・・・ここにも・・・はちぃ・・・







なんとね・・・

8組のきょうだいが・・・

4年生と1年生にはいるんです。









私はたずねてしまったんです。

おにいさんやおねえさんは・・・

算数をしてるのにです。








「ねえねえ・・・けんかってするの?」って。

「おとうと・・・大事にしてる・・・?」って。

「きみのいもうと・・・

 今見てきたけど がんばってたよ。」って。

「ん・・・?

 参観日のとき・・・

 おうちのひと・・・

 どっちの教室からまわられるんだろうね。」って。








かえってきたんです。

「けんか・・・まけるんです。」って。

「かわいいから。」って。

「よかったぁ・・・」って。

「1年生ははじめてだから・・・

 見てあげてほしいかもぉ・・・」って。







私はね・・・思っていたんです。

" きっと おうちで・・・

 けんかしないわけないよね。"って。

" むっちゃ激しいときだってあるよね。"って。

" でも・・・

 ほんとうはこんなにも・・・

 ちっちゃなおとうとやいもうとのことを・・・

 こころの中では思っているんだよね。"って。







その証拠にね・・・

学校では・・・

きょうだいだとか・・・

きょうだいでないとか・・・










そんなこと関係なく・・・

おっきなおともだちは・・・

ちっちゃなおともだちのことを・・・


いつくしむように・・・

たいせつにたいせつにしてるんです。








" 「いつくしみ」は・・・

 きょうだいの枠を・・・

 はるかに越えて・・・"というお話でした。






よおし・・・さっきのきみ・・・

(あ・・・体操服にきがえてる・・・)









きみには大サービスで・・・

6年生のきみのおねえさんの・・・

午後のすがたもプレゼントしちゃおう!

じゃん!

(おねえちゃんもがんばってるよお。)