2025年3月17日月曜日

" ぽっかり空いた穴の大きさ "のお話

3月17日。











卒業式がおわり・・・

週が明けた月曜日の学校。








それは・・・

何がっていうわけでなく・・・








どこがっていうわけでもなく・・・









静かっていうわけでもなく・・・








でも・・・

なんとなく・・・







そして・・・

わけもなく・・・






学校に・・・

ぽっかりと空いた・・・

目には見えない大きな穴が・・・

歴然としてあるとしか言いようがない・・・

そんな感覚になる。









そして・・・こう思う。

春・・・

やがて萌芽するそのときを待っている・・・

耕された大地が・・・

黙々と土色を保っているように・・・










今このとき・・・

この大地は・・・

まだ形をなしていないだけの・・・

無限のエネルギーを秘めて・・・

ただただ黙しているだけなのだと。







忘れてはならない。


この大地は・・・

先週 この学校を巣立った27名が・・・

ていねいに・・・

誠実に・・・

渾身の想いを込めて・・・

耕し続けた肥沃な大地なのだということを。











やがて吹きだすその芽は・・・

太陽に向かって伸びに伸び・・・

その後 育ちに育って・・・

この学校に豊かな実りをもたらすだろう。







在校生よ・・・

顔を上げて また歩み始めよう。

今 学校に・・・

ぽっかり空いた穴の大きさは・・・

つぎにもたらされる豊かな実りの大きさをも・・・

同時に表しているのだから。

令和7年度の打吹小学校は・・・

すでにきみたちに託されたのだから。







" ぽっかり空いた穴の大きさ "のお話でした。











卒業生のみなさん・・・

安心してください。







1年生も・・・

がんばってますっ!   ・・・と。