3月17日。
卒業式がおわり・・・
週が明けた月曜日の学校。
それは・・・
何がっていうわけでなく・・・
どこがっていうわけでもなく・・・
静かっていうわけでもなく・・・
でも・・・
なんとなく・・・
そして・・・
わけもなく・・・
学校に・・・
ぽっかりと空いた・・・
目には見えない大きな穴が・・・
歴然としてあるとしか言いようがない・・・
そんな感覚になる。
そして・・・こう思う。
春・・・
やがて萌芽するそのときを待っている・・・
耕された大地が・・・
黙々と土色を保っているように・・・
今このとき・・・
この大地は・・・
まだ形をなしていないだけの・・・
無限のエネルギーを秘めて・・・
ただただ黙しているだけなのだと。
忘れてはならない。
この大地は・・・
先週 この学校を巣立った27名が・・・
ていねいに・・・
誠実に・・・
渾身の想いを込めて・・・
耕し続けた肥沃な大地なのだということを。
やがて吹きだすその芽は・・・
太陽に向かって伸びに伸び・・・
その後 育ちに育って・・・
この学校に豊かな実りをもたらすだろう。
在校生よ・・・
顔を上げて また歩み始めよう。
今 学校に・・・
ぽっかり空いた穴の大きさは・・・
つぎにもたらされる豊かな実りの大きさをも・・・
同時に表しているのだから。
令和7年度の打吹小学校は・・・
すでにきみたちに託されたのだから。
" ぽっかり空いた穴の大きさ "のお話でした。
卒業生のみなさん・・・
安心してください。
1年生も・・・
がんばってますっ! ・・・と。