12月23日(木)。
午後・・・
全校のみんなでおそうじをしたんです。
夢中になって働くみんなを見ながらね・・・
じいぃっと考えていたんです。
わりと長い間・・・。
************
毎年度であるとはいえ・・・やはり長い2学期。
過酷な2学期だったことだと思う。
過密な2学期だったことだと思う。
行事 盛りだくさん・・・
やらなくちゃならないこと 盛りだくさん・・・
心配だったこと 盛りだくさん・・・。
ときに おともだちとうまくいかなくなったり・・・
逃げ出したくなっちゃったり・・・
「うわーん」って泣きたくなっちゃったり・・・
いろいろあっただろう。
反対に・・・
うれしかったこと・・・
「やりい!」ってよろこんじゃったこと・・・
やり遂げた達成感でいっぱいだったこと・・・
これも盛りだくさん。
そんなこんなの2学期だったはず。
学校はある種・・・
ひとつのテーマパークなんだって思う。
子どもたちにとっても私たち教師にとっても。
テーマパークには・・・
私たちを飽きさせることのない・・・
数多くのアトラクションが準備されている。
コンセプトもさまざま。
メリーゴーラウンドのように・・・
ほっとできる癒し系のものから・・・
内臓が口から飛び出すんじゃあないかって・・・
本気で思ってしまうほど恐ろしい・・・
ジェットコースターのような絶叫系のものまで。
当然ながらそこには・・・
それら全部をひっくるめて創り出そうする・・・
テーマ(めざす世界観)があり・・・
ひとつのテーマパークが構成されている。
テーマパークが「テーマパーク」と銘打たれるゆえん。
おなじように・・・
学校にだってテーマがある。
みんながどのような学校を創り・・・
どのような子どもになっていきたいのかが・・・
それにあたるはず。
やはりここにも・・・
テーマを追い求める者が必ず向き合うこととなる・・・
様々なアトラクションが準備されている。
それらが冒頭の「盛りだくさん」にあたるだろう。
あ!
「仕事の流儀」の・・・
おともだちだ。
生きている学校には・・・
アトラクションのごとく・・・
様々なエピソードが存在するのである。
癒し系のそれもあれば・・・
絶叫系のそれもあって当然。
重要なことは・・・
そのテーマパークの・・・
キャストである子どもたちが・・・
「こうなりたい」と思う自分を・・・
「こうでありたい」と思う学校を・・・
共有しながら・・・
暮らしているか否か・・・
学んでいるか否かなのだと思う。
6年生の教室のまえのろうか。
張り出された掲示物には・・・
自分たちのめざす・・・
「自分」・・・そして「学校」のすがたを・・・
そして・・・
打吹小学校というテーマパークの・・・
大きな「テーマ」が書き連ねられていた。
「盛りだくさん」大歓迎。
癒し系・・・大歓迎。
絶叫系・・・大歓迎。
子どもたちは・・・
そんなこんなをくぐりぬけて・・・
すくすくと・・・
果てしなく伸びていくのだろう。
************
" 大そうじをしているすがたに・・・
この子たちの伸びていく・・・
この先を重ねていた。"というお話でした。
みんなありがとう。
明日の終業式・・・
こころからのことばを贈るよ。
(サンタからのプレゼントには・・・
とうていかなわないけれど・・・)