きのう・・・10月29日(火)のことです。
午後。
4年生の教室。
国語の学習を・・・
先生たちみんなでみせてもらったんです。
「要約名人になろう」の学習。
要約ですよ・・・要約。
だれもがテストで・・・
何度も苦しんだ経験のある「要約」。
" 息詰まる時間がながれるかもよ・・・"
・・・なんて心配は無用だったんです。
「120文字に要約するワザを見つける。」って・・・
そんな課題からはじまったこの時間。
4年生のおともだちはね・・・
要約の「ワザ」を・・・
すでにいくつか身につけていて・・・
グループでやりとりしながら・・・
教科書にある説明文を・・・
要約することに挑戦していたんです。
おべんきょうのあいだじゅう・・・
やりとりは活発につづけられていて・・・
「むずかしい・・・」とか・・・
「できそうだ・・・」とか・・・
「あのワザをつかえば・・・」とか・・・
「ちょっとどう思う?」とか・・・
「ああだ・・・こうだ・・・」とか・・・
「なんだ・・・かんだ・・・」とか・・・
「そうだ・・・ソーダ・・・」とか言いながら・・・
夢中になってやっているんです。
ところで・・・「ワザ」。
これは・・・
ちょっとむずかしい言葉でいうと「方略」。
(業界用語というか・・・
教育用語というか・・・
打吹小学校研究用語というか・・・)
すでに獲得した「ワザ」を駆使して・・・
あらたな「ワザ」を自分たちで創出し・・・
それらをフルに活用して・・・
あらたな「知」を獲得する。
打吹小学校の先生たちがめざす・・・
そんな授業観を・・・
4年生のみんなが教室で実現していたんです。
なあんて・・・
私がちょっとだけ・・・
かっこいいことを考えているあいだにね・・・
4年生のみんなは・・・
自分たちで要約することに・・・
ちゃあんとたどり着いていたんです。
しかもですよ。
「まだみじかくまとめられそうだ。」・・・
・・・なんて言ってるんです。
そしてしかも みんな・・・
" そうだ・・・できそうだ・・・"
・・・なんて顔をしてるんです。
「では つぎの時間に挑戦しましょう。」って・・・
岡﨑先生がそう言って・・・
この時間のおべんきょうは終わったんです。
このときになって・・・私は思ったんです。
" 岡﨑先生って・・・
この時間ほとんどお話をしなかったな。"って。
" みんなだけでも・・・
これだけの「学び」を・・・
創り出すことができるんだな。"って。
" あ そういや・・・岡﨑先生いたわ・・・。
「学びの主体は子ども」って・・・
こういうことかぁ・・・"って。
" これはすご腕だな。"って。
" これからの「学力」って・・・
こんな「学び」の延長線上にあるんだよね。"って。
" 4年生の「学び」に学んだ・・・
これからの時代を生きるために・・・
必要な「学力」のひとつのかたち"というお話でした。
ところで・・・
今日・・・10月30日。
私は行ってみたんです。
「まだみじかくまとめられそうだ。」って・・・
" どんな「ワザ」をつかうんだろ・・・?"って思って。
なんとね・・・
「敬体」を「常体」に変換していたんです。
文字数は・・・76文字。
(きみたち・・・おそれいりましたあぁぁ・・・)