2024年10月30日水曜日

" 4年生の「学び」に学んだ・・・ "というお話

きのう・・・10月29日(火)のことです。

午後。

4年生の教室。










国語の学習を・・・

先生たちみんなでみせてもらったんです。










「要約名人になろう」の学習。

要約ですよ・・・要約。









だれもがテストで・・・

何度も苦しんだ経験のある「要約」。


" 息詰まる時間がながれるかもよ・・・"

・・・なんて心配は無用だったんです。










「120文字に要約するワザを見つける。」って・・・

そんな課題からはじまったこの時間。










4年生のおともだちはね・・・

要約の「ワザ」を・・・

すでにいくつか身につけていて・・・








グループでやりとりしながら・・・

教科書にある説明文を・・・

要約することに挑戦していたんです。








おべんきょうのあいだじゅう・・・

やりとりは活発につづけられていて・・・


「むずかしい・・・」とか・・・

「できそうだ・・・」とか・・・

「あのワザをつかえば・・・」とか・・・

「ちょっとどう思う?」とか・・・








「ああだ・・・こうだ・・・」とか・・・

「なんだ・・・かんだ・・・」とか・・・

「そうだ・・・ソーダ・・・」とか言いながら・・・


夢中になってやっているんです。










ところで・・・「ワザ」。

これは・・・

ちょっとむずかしい言葉でいうと「方略」。

(業界用語というか・・・

 教育用語というか・・・

 打吹小学校研究用語というか・・・)








すでに獲得した「ワザ」を駆使して・・・

あらたな「ワザ」を自分たちで創出し・・・

それらをフルに活用して・・・

あらたな「知」を獲得する。








打吹小学校の先生たちがめざす・・・

そんな授業観を・・・

4年生のみんなが教室で実現していたんです。










なあんて・・・

私がちょっとだけ・・・

かっこいいことを考えているあいだにね・・・


4年生のみんなは・・・

自分たちで要約することに・・・

ちゃあんとたどり着いていたんです。







しかもですよ。

「まだみじかくまとめられそうだ。」・・・

・・・なんて言ってるんです。


そしてしかも みんな・・・

" そうだ・・・できそうだ・・・"

・・・なんて顔をしてるんです。







「では つぎの時間に挑戦しましょう。」って・・・

岡﨑先生がそう言って・・・

この時間のおべんきょうは終わったんです。








このときになって・・・私は思ったんです。

" 岡﨑先生って・・・

 この時間ほとんどお話をしなかったな。"って。


" みんなだけでも・・・

 これだけの「学び」を・・・

 創り出すことができるんだな。"って。


" あ そういや・・・岡﨑先生いたわ・・・。

 「学びの主体は子ども」って・・・

 こういうことかぁ・・・"って。


" これはすご腕だな。"って。


" これからの「学力」って・・・

 こんな「学び」の延長線上にあるんだよね。"って。







" 4年生の「学び」に学んだ・・・ 

 これからの時代を生きるために・・・

 必要な「学力」のひとつのかたち"というお話でした。







ところで・・・

今日・・・10月30日。


私は行ってみたんです。

「まだみじかくまとめられそうだ。」って・・・

" どんな「ワザ」をつかうんだろ・・・?"って思って。








なんとね・・・

「敬体」を「常体」に変換していたんです。

文字数は・・・76文字。

(きみたち・・・おそれいりましたあぁぁ・・・)