7月26日(金)。
夏休み1日目。
今日も暑い日。
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このおともだちの澄んだひとみには・・・
カメラを構えた私が写ってる。
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3年生がそだてているひまわりが・・・
ゴッホの「ひまわり」のように咲いた朝。
思い出していたんです。
昨日のこと。
1学期の終業式の日のこと。
終業式がおわってから・・・
それぞれの学級では・・・
それぞれの子どもたちの・・・
それぞれのこの日があったんです。
私はね・・・
そんなそれぞれの・・・
ひとこま ひとこまを・・・
思い出していたんです。
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スライドショーをみながら・・・
1学期をふりかえる・・・6年生。
BGMは・・・「あとひとつ」。
みながら・・・
聴きながら・・・
表情がほんとうに光っていた。
まるで・・・
きみたちの2学期を・・・
きみたちのこれからの人生を・・・
物語っているかのように。
つうしんぼ。
どきどきの瞬間に・・・
たくさん出会った。
価値の大きさを感じさせるシーン。
その価値の大きさは・・・
きみたちのがんばりの大きさとおなじ。
だから・・・
互いに礼をつくして・・・
高く・・・高く・・・持ち上げる。
受け取ったあと・・・席にもどって。
つうしんぼから・・・
けむりが出るんじゃあないかっていうくらいに・・・
見つめる。
きっと・・・
読めない漢字を飛ばしながらなんだろうけど・・・
そこに記されている珠玉のことばを・・・
その目は必死に読み取ろうとする。
きみたちは・・・
今・・・なにを想うのだろう。
私にはわかるような気がする。
きみたちは無意識のうちにわかっている。
つうしんぼには・・・
その物理的な質量として表すことのできない・・・
「価値」というか・・・「ねうち」というか・・・
なにかそんな無形のものが持つ・・・
質量があるのだということを。
そして・・・
この一枚に・・・
きみたち自身の1学期のがんばりが・・・
凝縮されているのだということを。
人生初の・・・
つうしんぼを手にした1年生。
なにか照れたように・・・
けれど大事そうに・・・
先生から受け取るひとみは・・・真剣そのもの。
なんだかよくわかんないけれど・・・
これをおうちの方のもとへ持ち帰ることが・・・
今日最大のテーマなんだということは・・・
肝に銘じてそうな空気がある。
そして・・・
見てもよくわかんないけれど・・・
受け取ったそれの「ねうち」を・・・
誇らしく感じているかように・・・
胸を張って写真におさまる。
「つうしんぼ見せてくれる?」と向けたカメラに・・・
開くのではなく・・・
表紙を見せてくれるあどけなさがかわいい。
ひとりのおともだちを追う。
もうすぐ自分の順番が来る・・・
それを受け取るどきどきの瞬間。
開く前のきんちょう。
見てもよくわかんなかったみたいで・・・
すぐにとびきりのえがお。
(きみがいつもがんばっていたこと知ってるよ。)
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それぞれの昨日・・・
それぞれのシーンに・・・
私の目はくぎづけになっていたんです。
" それぞれの昨日をふりかえってみた。"
・・・というお話でした。
会議の終わったお昼まえ。
東の空を見ながら思っていたんです。
" 「明日・・・
家族で旅行にいくんです。」って・・・
この日を指折り数えて待っていたおともだち・・・
そろそろ着くころかな・・・京都。"って。