2026年2月27日金曜日

" その日がくる・・・ "というお話

週が明けたら・・・

いよいよ3月を迎える2月27日(金)。










朝の多目的室。

6年生が・・・

卒業式の練習をしていたんです。












静まりかえった空気は・・・

ぴんと張りつめていて・・・

この部屋の外の空気とは・・・








色なのか・・・匂いなのか・・・

気圧なのか・・・温度なのか・・・

なにかが・・・

ちょっとことばでは表現できないなにかが・・・

ちがっているように感じられたんです。












さらに・・・

そんなちがいを感じさせたのは・・・

空気だけじゃあないんだっていうことも・・・

伝わってきたんです。









それは・・・

証書を受け取るときの・・・


部屋に響き渡る・・・

誠実な返事の声。









6年間の成長の証として授与される証書・・・

その価値を知っているかのように・・・

真っすぐにのびた指先。








礼をするとき・・・

深々とさげられたあたま。





そのとき・・・

足の横に添えられた手の真っすぐさ。











そしてそれは・・・

証書を受け取りに前に出ている・・・

なかまを見守るとき・・・


そのなかまにエールを送るかのように・・・

一点に集まるみんなの視線。










緊張感を表すかのように・・・

すっとのびた背筋。





見えないけれど・・・

くつの中では同様に・・・

すっと足の指まで・・・

のびているであろうことがわかるつま先。








そして・・・

今このとき・・・

なにを思うのだろうと・・・

知りたくなるような澄んだ目。





そこにあるすべてが・・・

この部屋の外とは・・・

あきらかに異質で・・・

あきらかに崇高なものであるということが・・・

はっきりとわかったんです。









彼ら彼女らを・・・

じいっと見つめながら思っていたんです。


" すばらしい動きは・・・

 ととのったこころがなすんだな。"って。

" この空気は・・・

 だれかひとりがつくっているんじゃあなくって・・・

 みんなで創り上げたものなんだな。"って。

" いよいよなんだね・・・

 その日がくるのは・・・。"って。




" その日がくる・・・"というお話でした。






ところで・・・

私の前にあるこのいす。










立ったままで・・・

みんなを見つめていた私に・・・

一番うしろの・・・

一番端っこの男の子が・・・

何も言わずに・・・

そっと運んできてくれたものなんです。


この空気のなかで・・・

こんなふるまいができる・・・

この男の子もすごいけれど・・・

この男の子がいる・・・

このクラスもすごいんだって思うんです