「山笑う」。
春の山の明るい感じをあらわす言葉。
なにかが始まることを予感させるこの言葉に・・・
とても魅力を感じます。
始業式の2日前。
4月10日(月)のことです。
見上げた打吹山が・・・
この日・・・笑っていたんです。
新6年生のみなさんが一足早く登校して・・・、
新学期の準備をしてくれたんです。
今年度開校した新しい成徳小学校。
新学期の準備は・・・
開校の準備でもあったんです。
私はね・・・
だれも言わないのに・・・
美しくそろえられた・・・
みなさんのくつを見て・・・
“ この方たちは ただものではないな。 ”
・・・って思ったんです。
気持ちよく進んで働いてくれて・・・
この日は・・・
12日の始業式・・・
13日の入学式の準備など・・・
新年度を迎えるために必要な仕事を・・・
一生懸命にしてくれたんです。
思ったんです。
" みなさんが新しい成徳小学校のリーダーなんだよね。 "って。
" 今日はまだ春休みなのにありがとうございます。 "って。
みなさんが学校のために働くすがたを見て・・・
打吹山がね・・・
やっぱり笑っていたんです。
お話ししてるみたいだったんです。
" 春だね。進級おめでとう。"って。
「山笑う」だったんです。
そして・・・みんなも・・・「笑う」だったんです。
" 新6年生が登校しました "というお話でした。
令和5年度 新しい成徳小学校は、
本日、開校式を挙行しました。
保護者の皆さま、
地域の皆さま、
多くの関係者の皆さま、
本校の教育活動に
ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
倉吉市立成徳小学校 校長 山名 毅